千葉市内の観光なら「千葉都市モノレール」!

千葉都市モノレールとは

今や市民の足としておなじみの千葉都市モノレール。
開業の背景には、昭和40年代(高度成長期)以降に悪化を続けた千葉市内の交通事情がありました。

道路の混雑、都市機能の低下、環境の悪化等が問題視される中、首都圏の主要都市としての交通環境を改善すべく、昭和51年、都市モノレール導入のための基本計画が策定され、昭和57年に工事が着手。
昭和63年に待望の第1次開業としてスポーツセンター~千城台間が開通しました。
その後、千葉~スポーツセンター間、千葉みなと~千葉間、千葉~県庁前間と3回延伸され、現在の運行路線となったのです。

また、千葉都市モノレールは懸垂型モノレールとして営業距離世界最長のギネスレコードにも登録されています。

 

千葉都市モノレール停車駅一覧

千葉都市モノレールの路線は、千葉みなと駅から県庁前駅を結ぶ1号線と、千葉駅から千城台駅を結ぶ2号線があります。
それぞれの停車駅はご覧のとおりです。

 

千葉都市モノレール 車両の特徴

千葉都市モノレールの形式は0形と1000形の2種類で、揺れや騒音が少ないことが特徴です。
では、それぞれの車両についてご紹介していきます。

浮遊感が楽しめる0形!

先頭部を斜めにカットしたウェッジラインと、鮮やかなブルーが特徴。

シャープな印象を与えるウェッジラインは、新型車両の先進性と空への上昇感を表しています。 また、車体色のブル-は、デザインコンセプトである「空」を都市イメージの象徴として表現した色です。

鮮明なブルーの車体上には、月星紋をアレンジしたシンボルマークと飛行機雲をイメージした白いストライプがあしらわれています。

車内は空中散歩(浮遊感)を楽しめるよう、従来車両に比べてガラスエリアが広くなっています。また、運転室の一部にはガラスの床面が取り入れられていて、新型車両は眺望をより楽しめる、明るく開放的な空間となっています。先頭部には車椅子スペースがあり、バリアフリー対策も充実しています。

開業以来、運行を続けるベテラン1000形!

シルバーボディをベースに、車両側面と底面には千葉都市モノレールのシンボルカラーであるコバルトブルーとスカイブルーのラインカラーがあしらわれています。

開業以来、同一のデザインで運行をしていましたが、平成12年より車体広告(ラッピング広告車)を開始し、一風変わったデザインの車両も登場しています。車内はロングシートで構成されていて、シート地はリニューアル後、赤紫色の花柄シートに。側窓が多くなっているため、明るい車内になっています。

また、運転室のすぐ後ろに車いす対応の多目的スペースがあります。

 

千葉都市モノレールは観光にも便利!

千葉都市モノレールは通勤・通学だけではなく、市内観光にもとても便利です。
千葉都市モノレールを利用すれば、自然や芸術、レジャーなどを楽しめる市内のスポットに楽々アクセスできちゃいます♪おすすめスポットをいくつかご紹介していきましょう!

千葉市立郷土博物館

千葉市都市モノレール県庁前駅より徒歩10分。公園内には、千葉氏の居城跡と伝えられている亥鼻山に建設された博物館があり、通称「千葉城」と呼ばれています。

入館料は無料で、建物5階まで千葉市の歴史・民俗についての展示があり、講座なども行っていて、市民も意外と知らない「千葉市の歴史」について、楽しみながら学ぶことができます。

千葉市立郷土博物館:https://www.city.chiba.jp/kyoiku/shogaigakushu/bunkazai/kyodo/kyodo_top.html

千葉公園

千葉都市モノレール千葉公園駅前より徒歩0分。市の花である「大賀ハス」が広がる千葉公園は、千葉のセントラルパークとも呼ばれ、多くの市民に親しまれている千葉公園。6月中旬~下旬にかけて見頃を迎える大賀ハスは開花の期間が4日間と短く、満開時にはその華憐な姿を一目見ようとたくさんの人が訪れます。

千葉公園:https://www.chibacity-ta.or.jp/spots/chibakoen

千葉市美術館

千葉都市モノレール葭川公園駅より徒歩5分。1995年に開館して以来、千葉市民に親しまれている市立美術館。2020年には25周年を迎えます(※2020年1月~6月は拡張工事により休館、7月にリニューアルオープン予定)。
浮世絵や江戸絵画、現代美術など、独自の切り口をもった展示会は全国的に評価されていて、市内のみならず、たくさんの美術ファンが訪れます。

千葉市美術館:http://www.ccma-net.jp/

千葉市動物公園

千葉都市モノレール動物公園駅より徒歩1分。一世を風靡した「立ち上がるレッサーパンダ」風太君がいることで有名。
「動かない鳥」として知られている「ハシビロコウ」も飼育されています。
動物と直接触れられるエリアや乗馬体験ができるエリアもあり、ファミリーのお出かけにぴったりです。

千葉市動物公園:http://www.city.chiba.jp/zoo/

千葉ポートタワー

千葉都市モノレール・JR京葉線千葉みなと駅より徒歩12分。タワー4階のビュープロムナード(展望台)からの眺めは圧巻で、見晴らしのいい日には、東京タワーや東京スカイツリー、富士山などを見ることができます。
県内でも有数の夜景スポットとして知られていて、高層ビルがつくりだす光の群れと、千葉港の工場夜景を楽しめます。

千葉ポートタワー:https://chiba-porttower.com/

 

まとめ

いかがでしたか?
平成30年には、開業から30周年を迎えた千葉都市モノレール。
これからも、市民のみなさんの生活と、観光客のみなさんの移動手段として利用されていくのでしょう。
YORU MACHIにお越しの際は是非千葉都市モノレールで市内観光をしてみてはいかがでしょうか?

▼千葉都市モノレール
https://chiba-monorail.co.jp/