千葉市美術館

1995年に開館して以来、千葉市民に親しまれている市立美術館。2020年には25周年を迎えます(※2020年1月~6月は拡張工事により休館、7月にリニューアルオープン予定)。
主要駅より徒歩でアクセスできる場所に位置し、千葉市内の観光にはぴったり。
浮世絵や江戸絵画、現代美術など、独自の切り口をもった展示会は全国的に評価されていて、市内のみならず、たくさんの美術ファンが訪れます。
館内には授乳室やおむつ交換台(女性トイレ1・7・9階)があり、お子さん連れのママさんでも利用しやすくなっています。
また、地下2階の駐車場から展示室まではエレベーターでの移動が可能でき、車いすの貸出もしているので、障害がある方でも安心です。
11階にはレストラン、7階にはミュージアムショップが併設されていて、鑑賞後はお食事やお買い物を楽しめます!

 

千葉市美術館の特徴


幅広いジャンルの作品を所蔵

千葉市美術館の作品収集のテーマは、「房総ゆかりの作品」「近世・近代の日本絵画・版画」「現代美術」と大きく3つに分かれ、幅広いジャンルの作品が所蔵されています。
日本を代表する浮世絵師・葛飾北斎の他、歌川一門であり、広重・国貞と人気を三分した歌川国芳、さらには現代美術の巨匠・草間彌生などの作品も。
その中でも特に、江戸時代の絵画や昭和初期までの版画のコレクションを多く所蔵し、定期的に浮世絵開催される展覧会では、多くのファンを魅了しています。

さや堂ホール

さや堂ホールとは、昭和2年(1927)、建築家・矢部又吉によって建設された旧川崎銀行千葉支店の建物を、新しいビルの内部に包みこまれるようにしてそのまま復元・保存したものです。市内に現存する数少ない歴史的建造物の1つで、平成7年(1995)には千葉市の指定文化財として登録されました。
現在は、有料の貸出スペースとして、イベントやパーティー、コンサートなどで活用されています。
8本の円柱が並ぶネオ・ルネサンス様式の空間は重厚感があり、昭和初期にタイムスリップしたような気分を味わえます。

 

千葉市美術館で開催されるイベント


さまざまなイベントやワークショップが楽しめる

展覧会に関連したワークショップや講演会・講座、ギャラリートークを定期的に開催。
ワークショップは、子どもから大人まで楽しめる企画で展開されていて、夏休みにはたくさんの親子連れの方が参加します。
講演会・講座では、担当講師から展覧会の内容や展示作品に関する解説を聞くことができ、コレクションへの理解を深め、鑑賞をより楽しみたいという方に、非常におすすめです。
作品を目の前にして行われるギャラリートークでは、企画展のコンセプトや見どころ、作品の魅力などを解説。参加申し込みは不要なので、気軽に参加することができます。

 

千葉市美術館へのアクセス


【住所】
千葉県千葉市中央区中央3-10-8
【アクセス】
■電車
・千葉駅中央改札東口より  徒歩約15分
・千葉都市モノレール葭川公園駅より 徒歩5分
■ バス
・JR千葉駅東口バスターミナル
バスのりば7「大学病院行・南矢作」行
「中央3丁目」または「大和橋」下車
のりば16 C-bus(巡回バス)「千葉市美術館前」下車
【問い合わせ】
■千葉市美術館
〈電話〉043-221-2311(10:00~18:00)
〈利用可能時間〉
10:00~18:00 (入館は17:30まで)
金・土 10:00~20:00(入館は19:30まで)
※2020年1月~6月は拡張工事により休館、7月にリニューアルオープン予定
http://www.ccma-net.jp/